5月19日のオークス・G1を制したチェルヴィニア(牝3歳、美浦・木村哲也厩舎、父ハービンジャー)はレース後、午後8時半頃に美浦トレセンに帰厩。一夜明けた20日は厩舎の馬房でリラックスした姿をみせた。担当の岡本卓也助手は「レースの後、口取りの時はまだ興奮状態でしたが、厩舎に帰るとだいぶ落ち着いてきて、いつも通りのチェルヴィニアに戻りましたね」と説明した。

 桜花賞13着からの見事な勝利に同助手は「桜花賞の時は休み明けということもあり、装鞍所から馬場入りにかけておとなし過ぎましたから。今回は、現状の100%以上は出し切ってくれたかなと思います」と振り返った。

 今週のダービーにはレガレイラ(牝3歳、美浦・木村哲也厩舎、父スワーヴリチャード)、来週の安田記念にはジオグリフ(牡5歳、美浦・木村哲也厩舎、父ドレフォン)が控えており、「いい流れができて、いいバトンをつなげたと思います。また厩舎一丸となってG1をとりたいですね」と気合を入れ直していた。