仙台大のハンドボール部は、5月に行われた東北学生ハンドボール春季リーグ戦で優勝し、3季連続で頂点に立った。21日には、同大の高橋仁学長へ優勝報告を行った。

 今季は主力の4年生が抜けて新戦力が多く出場。大会期間中に主力がけがで離脱するアクシデントもあったが、堅守を武器に勝利を積み重ねて5勝全勝で優勝を決めた。桑原康平監督は「恐れずにいこうと言い続けて、しっかりやり切れた結果です」と選手たちをたたえた。

 8月には北海道、関東、北信越の大学が集まる東日本インカレに出場。4グループに分けられたリーグの各1位に与えられる4枠の全日本インカレの切符をかけて戦う。高橋学長は「いろいろと苦しいこともあると思いますが、最後に全力を出したなと思えるようにまた頑張ってほしい」とエールを送った。(秋元 萌佳)