支配下登録選手に復帰した巨人・立岡宗一郎外野手(34)が21日、東京ドームで取材に応じ、チームの力になることを誓った。この日、支配下選手契約を締結。背番号は以前につけていた39ではなく、「23」に決まった。「いい番号を頂いたので。自分も新しくなったな、という気持ちになっています。絶対勝ちたいので、チームの力になりたいなと思います」と意気込んだ。

 22年6月9日の西武戦(ベルーナD)で左膝前十字じん帯を損傷し、同30日に同か所の再建手術を受けた。「あまりたくさんの人が経験できるようなことではないなと思うようになってからは、すごい前向きにリハビリに取り組めました。より一層早く、1軍でプレーしたいなという思いが強くなりました。その気持ちを今日までずっと持ち続けてきました」と振り返った。

 支配下復帰と同時に、即1軍に出場選手登録された。俊足と勝負強い打撃を持ち味にする34歳は「プロ入りした時は内野で右打ちでしたし、ケガして左打ちになりまりたし、外野手にもなりました。育成も経験しましたし、大けがもしましたし、もうほぼ全部経験しているなと思うので。またここから全盛期だと思って頑張ります」と力強く語った。