◆札幌六大学野球春季リーグ戦第2節第4日 星槎道都大3―0北海学園大(21日、野幌硬式球場)

 星槎道都大が北海学園大との首位攻防戦を制し、2季ぶりの優勝と春連覇に王手をかけた。先発のエース左腕・佐藤爽(4年=札幌山の手)が9回6安打完封。30回1/3連続無失点で今季5勝目を挙げた。

 7勝1敗で並ぶ北海学園大との直接対決。5回まで毎回出塁を許しながらも、要所を締めた。7回には左足ふくらはぎをつるアクシデントもあったが、最後までホームは踏ませず。先発では3試合連続完封勝利を果たし「前腕が張っててちょっと焦ったけど、後半は少し(出力を)抑えてバランスで投げられた」と137球を投げきった。

 明日22日の札幌大戦に勝利するか、2位の北海学園大が東海大札幌に敗れれば2季ぶり19度目のリーグ優勝が決まる。今季防御率0・47を誇る絶対的エースは「いくぞと言われたら、いつでもいけるように準備はしたい」と力を込めた。