◆パ・リーグ ソフトバンク21―0楽天(21日・みずほペイペイ)

 楽天が21失点で大敗した。先発のポンセが12失点と、22年に来日して以降最多失点で4回途中KO。試合後には「ひどかったの一言に尽きる。全てにおいてうまくいかなかった」と言葉少なだった。ポンセからマウンドを引き継いだ桜井は6失点、吉川は2失点、西垣も1失点と登板した投手が全員失点した。

 楽天投手の1試合12失点以上は、2007年4月15日の日本ハム戦(札幌ドーム)、一場靖弘の14失点以来2人目。楽天が1試合20失点するのは球団創設初年度の2試合目、05年3月27日のロッテ戦(千葉マリン)で0―26と大敗して以来2度目となる。今江監督は「1対0でも21対0でも負けは負け。ふがいない試合になってしまい、応援してくれるファンの皆さんに申し訳ない」と反省。「恥ずかしいよりも悔しい」と唇をかんだ。

 青山投手コーチはポンセの出場登録抹消の可能性について「抹消しない」と語った。