◆JERAセ・リーグ 巨人1―1中日(21日・東京ドーム)

 中日は延長12回を戦って引き分けた。今季5度目で、12球団最多となる。

 0―0の7回1死、2年目・田中幹也内野手のプロ1号となる左翼ソロで先制。6回まで5安打無失点と粘投していた先発・高橋宏斗投手を援護した。

 だが、直後の7回に同点に追いつかれると、互いに追加点は入らず。7人の投手をつぎ込む総力戦で、4時間25分の死闘を引き分けた。立浪監督は「(田中の1号に)ちょっとびっくりした。点が取れない中で、その1点を守り切りたかったけど、追いつかれてしまった。でも、投手陣がよく粘ってくれた」と思いやった。