◆春季北海道高校野球大会 ▽1回戦 遠軽14―4稚内大谷=7回コールド=(22日・札幌円山)

 開幕試合は遠軽が14―3の7回コールドで稚内大谷に勝利し、2002年以来22年ぶりの春季北海道大会1勝を挙げた。

 13年センバツに21世紀枠で出場するなど“マン振り”打線が伝統の遠軽。今年も持ち味のフルスイングは健在で、この日も次々に鋭い当たりを連発した。同点の4回には2本の長打を放ち、打者10人の猛攻で一挙7得点。以降も毎回得点でリードを広げ、18年就任の阿波克典監督(38)に道大会初勝利をプレゼントした。