◆春季宮城県大会準々決勝 仙台育英3―1東陵 (22日・仙台市民)

 仙台育英は昨秋の宮城県大会準々決勝で敗れた東陵に3―1で勝利し、東北大会出場に王手をかけた。

 3番手の193センチ右腕・山口廉王(3年)が投打に活躍した。1―1の5回2死一、三塁から登板すると、遊ゴロでピンチをしのぎ、6、7回を3者凡退。なおも1―1のまま迎えた8回の攻撃では先頭で自ら中越え三塁打を放って勝ち越しの好機をつくり、リベンジの立役者となった。

 25日の準決勝では東北大会(6月、宮城)への出場権を懸けて昨秋王者の聖和学園と対戦する。