大相撲のモンゴル出身で西十両3枚目の千代翔馬(九重)が日本国籍を取得したことが22日付の官報で告示された。年寄名跡の襲名には日本国籍が必要で、現役引退後に親方として日本相撲協会に残る資格を得た。

 千代翔馬は高知・明徳義塾高から2009年名古屋場所で初土俵。16年初場所で新十両、同年秋場所で新入幕を果たした。ここまでの自己最高位は西前頭2枚目。幕内在位は35場所で、十両を加えた関取在位は50場所を数える。