大相撲の幕内・王鵬(大嶽)が11日、同世代の活躍に対抗心を燃やした。この日は東京・江東区の部屋で稽古し、基礎運動を中心に汗を流した。

 夏場所は2度の4連敗が響いて、6勝9敗と負け越し。「集中力が欠けた相撲が多く、我慢し切れない相撲が多かったです。自分でも納得いっていないです」と振り返った。

 それでも6日目に霧島(音羽山)、7日目に豊昇龍(立浪)と両大関を結びの一番で破った。結びの通算は4戦3勝と、抜群の相性を誇る。「その日一番楽しみにされている取組だと思うので、みっともない相撲は取れないと思っている。嫌な感じはしないです」と、祖父で昭和の大横綱・大鵬が数多く務めてきた場所への思いを口にした。

 夏場所は1学年下の大の里(二所ノ関)、春場所は同学年の尊富士(伊勢ケ浜)が記録的な初優勝を果たした。「(同世代に)置いていかれちゃいけないなと思います。僕らの世代が今一番盛り上がっていると思うので、そこに置いていかれたら、つまらないなと思っています」と対抗心を燃やした。

 名古屋場所(7月14日初日・ドルフィンズアリーナ)へ向けては「辛抱すること、僕の魅力は攻撃の相撲だと思うので、相手に向かっていけたらいいなと思います。しっかり自分自身が納得できる、自分自身がカッコいいやと思える相撲を取っていきたいです」と意気込んだ。