陸上のU20日本選手権が30日、新潟・デンカビッグスワンスタジアムで行われ、女子走り幅跳びで橋本詩音(静岡雙葉高3年)が6メートル29の東海高校新をマークして初優勝を飾った。これまで、2018年に浜松市立の中津川が持っていた6メートル23を6センチ塗り替えた。

 2本目の6メートル16ですでに、Vが決まっている中、最終6本目の大ジャンプだった。「まだ完全にはまった、という感じではなかったけど、うまくまとめられた」。6メートル16の自己ベストを13センチ更新。7月27日に開幕する全国高校総体に向けて確かな、手応えをつかんだだけでなく、日本高校記録の6メートル44も十分視野に入ってきた。まだ選出されるか未定だが、8月にペルーで行われるU20世界選手権の標準記録(6メートル20)も突破した。

 また、女子200メートルで小針陽葉(富士市立高3年)が23秒96でV。6月28日の100メートルに続き2冠を達成した。