◆米大リーグ ガーディアンズ8―4ホワイトソックス(4日・米オハイオ州クリーブランド=プログレッシブフィールド)

 ア・リーグ打率首位に躍り出たガーディアンズのスティーブン・クワン選手が4日(日本時間3日)、本拠のホワイトソックス戦に「1番・左翼」で先発出場し、8号ソロを含む3安打で打率を3割6分7厘に引き上げた。

 3日に規定打席に到達したクワン。5月に約4週間の負傷者リストに入っていたが、復帰後の猛打で6月16日時点で3割9分8厘まで引き上げたが、その後は緩やかに下降し、3割6分での登場だった。

 しかし、この日は第1打席で左前安打すると3回には左腕シュスターのシンカーを右翼席にたたき込み、第5打席にも左前安打するなど3安打。6月16日以来の猛打賞で打率を3割6分7厘とした。

 “リトル・イチロー”と言われている好打者は日系三世で昨年のWBC日本代表が模索されたが実現しなかった。今季は首位打者をばく進しそうな勢いだ。