6日に42歳で死去した大相撲の元幕内・木村山の岩友親方(本名・木村守さん)=春日野=の通夜が10日、東京・墨田区の春日野部屋で営まれ、八角理事長(元横綱・北勝海)、藤島親方(元大関・武双山)、玉ノ井親方(元大関・栃東)、二子山親方(元大関・雅山)ら約300人が弔問に訪れた。

 春日野部屋付きの親方として後進の指導にあたる傍ら、日本相撲協会の公式YouTubeでは軽妙なトーク力を発揮し人気に。アイデアマンとして物販面でも寄与するなど、陰から角界の発展に貢献してきた。協会にとっても大きな存在を失い、八角理事長は「無念です」と悔やんだ。

 春日野部屋OBで元大関・栃ノ心のレヴァニ・ゴルガゼ氏も弔問に訪れた。岩友親方とは2008年初場所で同時に新十両へ昇進。稽古場では切磋琢磨(せっさたくま)する一方、普段は仲が良かった。苦楽をともにしてきた盟友との突然の別れに、ゴルガゼ氏は部屋に入る前から涙。弔問後は何度も声を詰まらせながら「本当に言葉がない。こんなことになるなんて考えもしなかった。悔しい…。言えるのはそれくらいです」と、やりきれない表情だった。