札幌国際大が創部初の1部昇格を連勝で決める 先発全員18安打 札幌六大学野球
スポーツ報知6/16(月)7:45

1部昇格を決め喜ぶ札幌国際大の選手たち(カメラ・島山 知房)
◆札幌六大学野球 1・2部入れ替え戦 札幌国際大9―8東海大札幌(15日・モエレ沼公園野球場)
第2戦が行われ、札幌国際大が9―8で東海大札幌に連勝し、1999年の創部以来初の1部昇格を決めた。3点リードを守り切れず6回に逆転を許したが、7回に8番・浅野壮音捕手(1年=白樺学園)のスクイズなどで再逆転。打線が先発全員の18安打を放ち、ついに1部への切符を手にした。敗れた東海大札幌は、2012年秋の昇格後、初の2部降格となった。
札幌国際大が8度目の挑戦でついに壁を乗り越えた。9回1死一塁。前日161球完投のエース左腕・菊池伶(4年=クラーク)が登板し、1球で併殺に打ち取ると、マウンドで歓喜の輪が広がった。星槎道都大の監督として17年秋明治神宮大会で準優勝し、19年から指揮を執る山本文博監督(69)は「すぐに上がるだろうと言われて、プレッシャーが随分ありましたから。うれしいです本当に」と喜びをかみしめた。
王手をかけて迎えた2戦目は序盤から打線が爆発した。5回までに11安打を放ち6得点。6回に4点を失い逆転を許したが、直後の7回に8番・浅野のスクイズなどで再びリード。8回には5番・清水椋太二塁手(3年=帯広農)がこの日4安打目となるダメ押し打を放ち、リードを広げた。
99年の創部後、翌年秋に2部に昇格したが、1部への道のりは想像以上に険しかった。2部では7度の優勝を果たしたがいずれも入替戦で敗戦。「普段は素晴らしい力があるのに(入替戦では)硬くなってしまう。失う物はない。フライも打っていいよと。今回は思い切ってやれたのが良かったのかな」と山本監督。“8度目の正直”で創部以来の悲願を成し遂げた。
約2か月半後には初めての1部での戦いが始まる。全日本大学選手権8強の北海学園大、指揮官がかつて率いた全国常連の星槎道都大といった強敵ぞろいだ。「まだまだ通用しない。鍛え直して、秋に1部で戦えるように頑張りたい」と清水。昇格の余韻に浸ることなく、次に見据える1部の頂点に向かって歩みを進めていく。(島山 知房)












