札幌市内の道立高校定時制で特別支援教育を担当する男性教諭が、知的障害のある生徒について未診断の病名を記載した資料を他の教職員に配布するなどした問題で、この教諭が、生徒の出身中学校からの引き継ぎで障害の特性などを記載した資料を廃棄していたことが14日、北海道新聞の取材で分かった。資料は保管する必要がある公文書だったという。一連の経緯を調査する道教委の第三者会議もこの事実を把握しているとみられ、近く最終報告書をまとめる方針だ。...