原発から出る高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の最終処分場選定に向け、後志管内寿都町と神恵内村で文献調査を行っている原子力発電環境整備機構(NUMO)は24日、経済産業省の第4回地層処分技術作業部会で、両町村の報告書案について委員の指摘を踏まえた修正案を示した。おおむね了承され、主要論点となる活断層や火山などの技術的観点の審議は事実上終了。報告書案は残る土地利用規制の審議をへて、早ければ今夏にも完成する。...