内灘高家庭部の生徒は内灘町特産のラッキョウを使ってグラタンを考案し、4日、同町の道の駅内灘サンセットパークで試食会を開いた。来場者の意見を参考に年内の商品化を目指す。

 ラッキョウは、まちおこしグループ「おいCまち内灘」が3年かけて育てる「三年子(ご)らっきょう」を使用。河北潟で栽培されるレンコンやニンジン、小松菜などを入れて仕上げた。小麦粉の代わりに米粉を使い、食物アレルギーの人でも食べられるようにした。

 レシピは10年ほど前に当時の生徒が考えた。商品化を進めていたが、新型コロナの影響で中断していた。部長の米澤七奈さん(2年)は「ラッキョウの食感を楽しみながら、おいしく食べることができる。多くの人に味わってほしい」と話した。