石川県が21日に発表した能登半島地震の被害状況によると、県内の住宅被害は前回発表の14日から1624戸増の8万1242戸となった。全壊は8221戸、半壊は1万6584戸、一部損壊は5万6426戸などとなっている。

 1次避難所には1801人、広域避難所に134人、1・5次避難所に55人、ホテル、旅館の2次避難所に1608人が身を寄せ、避難者は計3598人。断水は輪島、珠洲両市の約2170戸で続いている。

 災害関連死を含む死者数は245人、行方不明者は3人で変わっていない。災害関連死を判断する合同審査会では30人の災害関連死が認定されているが、市町が事務手続き中のためまだ反映されていない。