北欧から能登に心寄せ フィンランド大統領夫妻が来県

北國新聞6/9(月)16:00

北欧から能登に心寄せ フィンランド大統領夫妻が来県

鹿西高で歓迎行事に臨むフィンランド大統領夫妻=9日午前10時20分、中能登町

  ●羽咋、中能登を訪問 夫人が鹿西高勤務の縁

 北欧フィンランドのアレクサンデル・ストゥブ大統領(57)とスザンヌ・イネスストゥブ夫人(55)は9日、羽咋市と中能登町を訪れ、能登半島地震の被災者に心を寄せた。大阪・関西万博の行事に出席するため来日し、スザンヌさんが約30年前に鹿西高に勤めた縁で石川入りした。同校を訪れたスザンヌさんは「震災のことを聞いた時は、とても心配した」と語り、早期復興を願った。

 スザンヌさんは1992年7月から1年間、羽咋市に住み、鹿西高で外国語指導助手(ALT)として働いた。その後、ストゥブ大統領と出会い、98年に結婚した。ストゥブ大統領の来県は初めて。

 鹿西高では歓迎行事が催され、生徒が琴の演奏で大統領夫妻をもてなし、花束と能登上布で作った扇子を贈った。

 スザンヌさんは「石川に来て、私の人生は大きく変わった。ここに戻ってくることができ、とてもうれしい」と話した。ストゥブ大統領は「人生には悪い時もあるが、夢と信念を持ち、一生懸命頑張ってほしい」と呼び掛けた。夫妻は校内にある染織部の活動施設「能登上布の里」も見学した。

 スザンヌさんが住んでいた羽咋市では、岸博一市長らと会談した。

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