シン富山競輪、売り上げ好調 GⅢ最終日も盛況 バンク改修、ネット投票人気

北國新聞6/16(月)5:00

シン富山競輪、売り上げ好調 GⅢ最終日も盛況 バンク改修、ネット投票人気

決勝でゴールする1着の飯野選手(3)、2着の佐藤一伸選手(5)、3着の須永優太選手(7)=富山競輪場

 ●22年GⅢより7億1000万円増、45億3000万円

 12〜15日に開催された富山競輪の第13回大阪・関西万博協賛(GⅢ)で、売り上げが45億3107万5300円に上り、2022年の同規模の大会よりも約7億1千万円上回った。15日の決勝では地元の村田祐樹選手(富山)が6位に敗れたが、レースが見やすくなった走路(バンク)の改修やインターネット投票が売り上げ増につながり、「シン富山競輪場」は盛況を呈している。

  ●飯野V、地元・村田6位 

 「昨日から買い目を考えてきたんよ」。「村田から買うしかない」。地元期待の村田選手が出場した最終第12レースはスタンド席に腰掛けたまま、スマートフォンから投票する人が目立った。優勝した飯野祐太選手(福島)は「今日はラインに助けられましたね。富山は相性がいいと思います」と語った。

  ●入場者数は5274人

 12〜15日の売り上げ中、インターネット・電話投票による売り上げは31億1735万4600円と、全売り上げの約68%を占めた。

 2022年11月に開催された施設整備等協賛競輪in富山「神秘の海富山湾カップ」(GⅢ)と比較し、場外車券売り上げは8億2057万5500円増え、全国的に関心の高さがうかがえた。入場者数も284人増の5274人だった。

 富山競輪は3日の開幕戦からリニューアルしたバンクを使用しており、出場選手からは「走りやすい」との声が多く聞かれた。バンクの改修に合わせ、スタンド観客席と走路を仕切る透明の「ポリカーボネート板」も新しくなり、15日は仕切り越しに選手を撮影する観客の姿もあった。

 島崎幸仁富山市商工労働部参事・公営競技事務所長は「今大会は想定を上回る売り上げで喜んでいる。ネット投票のPR活動が効果を上げ、施設の改修で競輪場に足を運んでみようという人も多かったのではないか」と話した。

 ★富山競輪場 1951(昭和26)年、富山市岩瀬池田町に開設された競輪場。利益の一部を富山市の一般会計に繰り出し、学校や病院などの公共施設整備事業などに利用されている。2023年度の車券売り上げは238億3971万円で、好調なネット投票を背景に近年は増加傾向にある。

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