新潟県上越市のラーメン店などでつくる上越愛麺会は5日から、加盟する全18店で「雪むろ酒かすラーメン」を提供する。3季目の今回は提供する店舗が増え、新たな味のラーメンを開発した店も多い。店主たちは「"冬の風物詩"で雪国上越を熱く盛り上げたい」と意気込んでいる。

 愛麺会は2019年3月、雪むろ酒かすラーメンの共同開発を機に発足した。上越地域の食のブランド向上や地域活性化を目指して活動している。

 雪むろ酒かすラーメンは、「発酵のまち」をPRしようと開発され、上越産の酒かすや雪室で貯蔵した食材を使うことなどがルールとなっている。

 提供2季目となった昨年11月〜今年4月は市内15店が参加し、新型コロナウイルスの影響を受けながらも、1万9千杯(1季目2万1千杯)を売り上げた。

 ご当地ラーメンとしての認知度を徐々に高めており、3季目の今回は参加店が18店に増えた。

 ルールを踏まえながら、大半の店が独自の味に挑戦。みそや豚骨に加え、ちゃんぽんやロシア料理のボルシチ風など各店のバリエーションも豊富だ。

 新たに参加する中郷区の食堂ニューミサは「酒かすかんずりみそラーメン」を提供する。看板メニューのみそラーメンに、鮎正宗酒造(妙高市)の酒かすを合わせてまろやかな味に仕上げた。妙高市特産の辛味調味料かんずりのアクセントが絶妙な、体が温まる一杯だ。

 若女将の上田幸子さん(48)は「体にいい発酵食品をたくさん使っている。ウイルスに負けないよう、しっかり食べて栄養を付けてほしい」と話した。

 今回はさらに、上越と妙高両市の11酒蔵とタッグを組み、各店舗で酒かすの提供元の酒蔵を公開。ラーメン愛好家と日本酒ファン双方へアピールする。日本酒やエコバッグが当たるスタンプラリーも実施する。

 ラーメンの提供は21年4月下旬までの予定(通年で販売する店舗もある)。

 食堂ニューミサ以外の参加店は次の通り。

 麺屋あごすけ▽王華飯店▽たんぽぽラーメン▽麺屋しょうじ▽比他棒▽WITHドリーム▽手打ちらーめんまるとく▽手打ちらーめんさっぽろ▽龍馬軒▽はな禅▽春紀▽たんたん麺の店菜心▽宝来軒総本店▽宝来軒参▽酒とめしあごすけ▽北京菜館仲町店▽渡木苑
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