富山市割山(細入)の割山森林公園天湖森に、高さ約2・5メートルの巨大なかまくら3棟がお目見えした。住民有志や施設のスタッフが昨年末から取り組んだ力作で、2月11、12の両日は本格的なかまくらイベントを初めて開く。

 かまくらは直径約5メートルのドーム形。竹の骨組みにササの葉と雪をかぶせた頑丈な作りになっている。

 ソロキャンプなど冬の施設の利用が近年増えていることから、新しい目玉として楽しんでもらおうと住民も参加して制作した。長さ12メートルほどの手作りの竹の回廊も近くに設けた。

 かまくらイベントは、昨年試験的に開いた内容をより充実させる。竹の筒を使った炊き込みご飯や焼き芋、おしるこなど多彩なグルメを提供するほか、ソリ滑りも楽しめる。

 天湖森を運営する株式会社「ほそいり」の谷井政人社長は「気軽に遊びにきてほしい」と話した。

 両日とも午前10時〜午後3時。来場無料。問い合わせは天湖森、076(485)2777。
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