朝日町ふるさと美術館の企画展「ラクダのコブは3つまで? 武市萌美 インドの世界 写真・映像展」が28日、同館で始まった。ラクダ毛刈りアーティストとして世界中を回っている武市萌美さん(滋賀)がラクダとインドの魅力を伝えている。9月8日まで。

 武市さんは「コブは何個あるのか」という疑問からラクダに興味を持ち、約10年前からオーストラリアやインドなどを訪問。美容師資格を生かし、インドで知ったラクダの毛刈りアートに取り組み、2019年に世界1位に輝いた。約200頭のラクダと川を渡る経験もした。

 県内での展示会は初めて。約200枚の写真や映像を会場の壁面に映し出し、インドで出会った人々との交流の模様のほか、毛刈り大会、泳ぐラクダの様子などを紹介している。入館料は大人300円、小中高生200円。北日本新聞社共催。
【北陸新幹線で行こう!北陸・信越観光ナビ】