滑川市中川原のほたるいかミュージアムに、水族館をテーマにした新たな撮影スポットがお目見えした。立山町野口の造園業「未来庭園」が、南国の植物や天然の貝殻などを使って手がけた。同社の十松伸斗(かをる)代表は「若い人を中心に、多くの人に行きたいと思ってもらえる場所として広まってほしい」と話している。

 テーマは「石積み水族館」。海沿いにあるミュージアムのロケーションにちなみ、積み重ねた石で富山湾の波を表現し、天然のオウムガイなどを埋め込んだ。デザインは船をイメージしており、実際に動かすことができるかじも設置した。

 14日にあるふるさと龍宮まつりの海上花火大会など、イベント開催時はライトアップを検討している。十松代表は「滑川を全力で盛り上げたい思いで作った」と話した。

 ミュージアムでは新スポットを題材にしたフォトコンテストを開いている。応募は31日までで、詳細はミュージアム内にあるパノラマレストラン光彩のインスタグラム。
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