G7広島サミットを前に国内外の被爆者らが集会を開き、核被害の実態について訴えました。

集会ではノーベル平和賞を受賞したICANの創設者ティルマン・ラフさんが核被害について講演を行い、ウクライナ侵攻を続けるロシアの核兵器使用を危惧しました。

また15歳の時に広島で被爆した切明千枝子さんも登壇し、自身の被爆体験を語りました。

広島で被爆 切明千枝子さん「「(原爆で)大勢の友達を亡くし身内を亡くし、今の若者たちに私たちと同じような目にあわせてはならないと心の中に深く深く決心している」

集会を主催した核廃絶を訴える団体は、被爆地・広島で開催されるサミットで核兵器廃絶へ向けた具体的な議論を行うよう求めています。