県内最大のリンゴ産地、庄原市内のリンゴ園では、大きな実を育てるために花や小さな実を摘み落とす作業が 盛んに行われています。

庄原市高野町で20品種・約600本のリンゴを栽培している島津りんご園ではおいしいリンゴを育てるため、1本の木に実る数を制限する摘果の作業に追われています。

今年は平年より1週間ほど早い4月下旬から花が咲き、授粉が終わった花の根元が膨らみ始めています。

花の時期が寒かったのでミツバチがあまり飛ばず数が少ないそうですが、おいしいリンゴを育てるためには1本の木に実る数を制限する作業が大切で丁寧な摘果が重要です。

順調に育てば庄原特産のリンゴは9月頃から「つがる」や「さんさ」など早い品種からの収穫を予定しています。