イランのイスラエルに対する報復攻撃をうけ、広島の被爆者が中東情勢の情勢の悪化に懸念を示しました。

森下弘さん(93)は14歳のとき爆心地から1.5キロで被爆し、戦後は被爆者25人がアメリカやソ連などで証言をした活動に参加しました。

14日、広島市内で行われた講演会では、1964年に原爆投下を決断したトルーマン元大統領と面会し「何十万人のアメリカ兵が失われるため、やむを得なかった」という話があったと当時を振り返りました。

森下弘さん「(イスラエルと)イランとか応酬の連続がある。輪をかけたような厳しい状況」

イランによるイスラエルへの報復攻撃をうけ、被爆地の広島と長崎がもっと厳しい声を上げていかなければいけないと訴えました。