男性の顔を殴り、首を絞めてけがをさせた疑いで、暴力団組員の男ら2人が逮捕され、22日、広島県警が組事務所を家宅捜索しました。

指定暴力団六代目共政会の下部組織に所属する組員の男(20)は、無職の男(22)と共謀し、5月29日未明、広島市中区銀山町付近の路上で、男性に暴行し軽いけがをさせた疑いがもたれています。

警察によりますと、組員の男が顔を数回殴って、無職の男が背後から首を絞めたということです。2人と男性は面識がありませんでした。

「手には押収物が入ったとみられる広島県警と書かれた黒い箱を持っています。」

警察は、直前に何らかのトラブルがあったとみて、2人の関係先の暴力団事務所を家宅捜索し、詳しいいきさつを調べています。