広島県福山市に5月25日、宮澤喜一元総理大臣の記念館がオープンします。

福山市ゆかりの政治家宮澤喜一さんは1953年に参議院議員に初当選し、1967年からは衆議院議員として12回連続で当選しました。

大蔵大臣などを歴任し、1991年11月には第78代内閣総理大臣に就任。

2003年に引退するまで半世紀にわたり「経済通」として政界で活躍しました。

福山市にオープンする記念館のコンセプトは、宮澤喜一氏と出会う談話室です。

生涯を振り返る動画など5種類の映像が流され、総理大臣任命書やモーニング、手帳などゆかりの品28点が並べられています。

開館は地元住民からの要望を受けて決まったもので、3000万円以上の寄付金が集まったということです。

宮澤喜一記念館 横山典好さん「やっとできあがった、感慨ひとしおです。政界で果たされた仕事は計り知れないものがあります。高校生や大学生など若い世代の人にもぜひ来ていただきたい」

宮澤喜一記念館は25日にオープンします。