スポーツの秋到来。広島ホームテレビ『カープ道』では、1年ぶりに登場の小嶋沙耶香アナと番組MCの中島尚樹さんが、若鯉たちも実践するトレーニングで日頃の運動不足を解消し、美しく健康的な美ボディを目指そうとする。

訪ねたのは東広島市西条にあるジム「Mac’sトレーナールーム」。そこで20名以上の選手を自主トレで指導するトレーナーの高島誠さん。高島さんはメジャーリーグや日本球界でも専属トレーナーを務め、今は地元広島を拠点に多くの選手を指導。野球に関する著書「革新的投球パフォーマンス」も出版するほどの凄腕トレーナーだ。

「スポーツの上でも体の機能的な部分を改善することが大事。一般の方も機能低下からケガや肩こり、腰痛が見られる」と話す高島さん。まずは、バッティング動作の測定装置で二人の身体能力をチェックした上で、エクササイズをスタートする。

最初は<足裏や指のエクササイズ>。下半身の不安定は膝や腰に負担がかかるので、不安定感を改善するためのエクササイズ。座って足を肩幅に開く→足裏を床につけたまま指だけを動かす(20回×3セット)。次は、立つ→かかとを最大限に上げたまま膝を曲げる(10回)。太ももやふくらはぎの筋肉を刺激され「画的に伝わりにくいがキツイ」と早々に根を上げる中島さんだが、エクササイズ後は膝を指で押されても体がグラつかず、成果を実感する。

続いては<体幹強化のエクササイズ>。パルクールを応用したトレーニングで、バランスを保とうとする能力を強化。体幹を意識して美しい立ち姿を目指す。バランスをとって立つ→屈伸という流れだが、立つことすらままならない2人。プロ野球選手の立ち姿がキレイな理由を知る。

ウォーミングアップを終え、いよいよトレーニングに突入。まずは誰もが気になる<お腹周りのトレーニング>。「動きはバッティングに近い」と高島さん。重いボールを持って足を踏み込む→お腹を意識して投げる。うまくいかない二人も、高島さんから腰の回転を指摘されて上達していく。このトレーニングは、長打力が持ち味の期待の若鯉・正隨優弥選手の鋭いスイングを生み出す。 家では2Lのペットボトルで代用し、投げすに振ればOK。

次は、日本人のおよそ7割が悩みを抱えると言われる<肩こり解消のトレーニング>。ゴムで腕に負担をかけ→バタフライの動き(10回)。「できれば胸と背中の部分が丸まる、反る動きと腕が連動してほしい」と高島さんは指導。家では100円ショップのチューブなどで代用できる。このトレーニングは、今シーズン初勝利をあげたルーキー森翔平投手も実践。「森投手はまじめに取り組む選手。指先のリリースの感覚が鋭い。年間通してケガをしない息の長い選手になってほしい」と高島さんは期待を寄せる。

最後は、太ももやヒップラインを美しくする<ヒップラインのトレーニング>。高さ135cmのブロックへ飛び乗るボックスジャンプ。高さに怯む2人は、まず30cmのブロックからスタート。太ももの裏とお尻の筋肉を意識しながら昇り降りする。このトレーニングは、俊足をいかしたスピード感あるプレーが魅力の羽月隆太郎選手が得意。まさに全身バネのような跳躍力を見せる。羽月選手については「人懐っこく愛されキャラ。自主トレで出会う他球団の選手と、初対面でも仲良くなり、愛される」と話し、一軍でもチャンスをもらったことに喜びを隠せない高島さん。

全メニューを終了後、まだトレーニングが足りないとみられた中島さん。補習が課され、6キロのウエイトを背負い腕立て伏せする中島さんの姿で番組は幕を閉じた。

 

広島ホームテレビ『カープ道』(水曜深夜) 10月5日放送

ライター 湯谷葉子