「2023年総ざらい 子育て座談会」の続きをお届けします。広島に住む7名の子育て世代の男女を迎え、広島ホームテレビの吉弘翔アナウンサーと、エッセイストの犬山紙子さんと共に、子育て世代の本音について話しました。今回のテーマは「お金」です。
前回の様子はこちら:https://hread.home-tv.co.jp/post-331992/
【子どものお小遣い、適正金額は?】
お金にまつわる最初の質問。
「子どもにお小遣いをあげていない?」
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17歳と15歳の受験生兄妹のいるきょうこさんのご家庭では、中学生になってから決まったお小遣いをあげるようになったそう。子どもには、決められた金額でやりくりすることを覚えてほしいと話します。
一方、犬山さんは、お手伝いなどを頑張ったらお金を渡す報酬制にしているそう。
お小遣いの制度は、子どもの性格も踏まえた上で決めている家庭が多いみたいです。
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【大人のお小遣い事情】
続いては“大人のお小遣い”の話。
「パートナーとの生計はお小遣い制である?」
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共働きでお小遣い制ではないというとしろうさん。パートナーと共通の口座に毎月貯金をし、残ったお金は自由に使えるというルールにしていたそうなのですが、1年間の育児休暇を取得した際に、お金に困ったことがあるんだとか。
「育児休暇中、会社からの給料は無給で、給料の約7割を国から受け取れるのですが、給付されるまでに4カ月くらいかかるんです。無給期間中に住民税の請求書とかが届いて…。結構痛手でした」
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「お小遣い制の方は、金額どのくらいか差し支えなければ教えてほしい」
と、いつも以上に積極的に質問する吉弘アナウンサー。
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4人の子どもを持つちさとさんは、夫の給料をちさとさんが管理しているそう。
「夫への小遣いは2万円」
この金額を聞いて、意味深なリアクションをする男性陣…。
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メイさんは、お金の管理が得意な妻からお小遣いをもらっているそうで
「お小遣いは、給料の1/10です。『お小遣いもっと欲しかったら頑張って給料を上げてね』って」
これは賢い戦略かもしれません。
ちなみに、「R&Cマガジン」によると、毎月のお小遣い平均金額は32,682円。
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「番組を見て増額交渉されるかも」
と焦る座談会メンバーもちらほら。
子育て世代が必死で家計のやり繰りをするのは、将来かかる子育て費用のため。
その費用は1人あたり約3,000万円かかると言われています。
今後は必要な資金が増えていくと言われており、不安な気持ちはもちろんあるそうですが、
「きっとなんとかなる!」
と、参加者からは前向きな意気込みも聞くことができました。
広島ホームテレビ『ピタニュー』(2023年12月6日放送)
ライター:神原知里