洋服を着ている猫。服からはみ出た毛がフサフサしすぎて、ボディビルダーかのように筋肉ムキムキに見えています。床を凝視していて、どことなく物悲しい。その姿と表情のギャップが笑いを誘うとTwitterで話題になり、16万件以上のいいねがついています。
このムキムキに見える猫の名前は、キキちゃん。13歳の女の子です。このツイートをした飼い主のみほこ(@_mhk7_)さんに話を聞きました。

―キキちゃんとの出会いを教えてください。
父が犬の散歩をしている時に、茂みでうずくまっている男の子を見つけました。心配して声をかけると、生後1か月程の小さな子猫にミルクをあげていました。男の子は、「(子猫を)連れて帰るとお母さんに『置いてきなさい!』って言われちゃうから……」と言っていました。その話を聞いて、父が「よし、おじさんが(子猫を)連れて帰ってあげるよ。イイね」と言い、我が家にやってきました。

―キキちゃんはいつも服を着ているのですか。
過剰な毛づくろいで、お腹をかさぶたになるまで舐めてしまい、(お腹が)広範囲にはげてしまっていました。病院で薬を処方してもらったり、服を着せたりするのは窮屈でかわいそうだと思っていたので、カラー(※)をつけてみたこともありました。いろんなカラーを試したのですが、上手くいきませんでした。そして、最終手段だった服を着せてみたところ、思いの他(猫が)嫌がることもなかったので、服を着せることに落ち着きました。

(※)皮膚の炎症や外傷を舐めたり掻いたりしないように、首に装着するラッパのような形をしたもの。エリザベスカラーと呼ばれることが多い。

―キキちゃんが、服を初めて着た時の様子を教えてください。
今まで服を着せたことがなかったので、なぜ着せられているのか分からず動きづらいようでした。「動かざること山のごとし」という感じでじっと1点を見つめている事が多かったです。

―飼い主さんは服を初めて着たキキちゃんを見てどう思いましたか。
サイズに迷っていたこともあり、着せてみてちょうど良かったので安心していました。ふと正面から見たら毛のはみ出方が想像を遥かに超えていて、動くと背中の開いている部分からもヒレのように毛がはみ出していて、どの角度から見ても面白くて笑いが止まりませんでした。

―ツイートでみほこさんのお母さんが新しい服を着せていました。キキちゃんの様子はいかがですか。
服を着せられる事には慣れてきたようで抵抗はありませんでした。ムキムキ姿に自分がいつまでたっても慣れることがなく、しんどいので毛を収納出来るデザインにしました。着せた時は、ちょこんと手足が出て「うん、かわいい!」と思ったのですが、うずくまるとビーズソファみたいになり、結局笑いからは逃れる事が出来ませんでした。

取材を終えて

現在、みほこさんは引っ越しの真っ最中だそう。キキちゃんは、ツイートが好評だったお祝いに新しい家で、新品のベッドを買ってもらう予定です。

キキちゃんのお腹は、1日でも早く治ってほしいです。しかし、このムキムキ姿は、ずっと見ていたいと思う筆者でした。

ほ・とせなNEWS編集部