網走市の自宅に女性の遺体を遺棄したとして住人の男が逮捕された事件で、遺体は少なくとも死後数カ月以上経過しているとみられることが新たにわかりました。

網走市の無職=佐藤克剛容疑者63歳は、自宅の一室に女性の遺体を遺棄した疑いで17日、逮捕されました。

佐藤容疑者が網走警察署を訪れ「一緒に住んでいた妹が亡くなった」と申告したことから事件が発覚しました。

警察の調べに対し佐藤容疑者は「弁解することはありません」と容疑を認めています。

その後の警察への取材で女性の遺体は腐敗が進んでいて少なくとも死後、数カ月以上経過しているとみられることが新たにわかりました。

佐藤容疑者の60代の妹と連絡がとれないことから警察は、遺体は妹とみて18日にも司法解剖を行い、身元の特定を進める予定です。