冬の間に休業していた観光船の運航が本格的に始まるのを前に18日、小樽港で北海道運輸局などが安全点検を行いました。

観光船の船内で書類などを確認しているのは北海道運輸局の検査員です。この安全点検は小樽海上保安部と合同で旅客船事業者を対象に行われたもので、担当者の立ち会いのもと消火設備の確認やライフジャケットの数、運行管理の体制などを入念に確認していました。北海道運輸局によりますと今回の安全点検の対象は全道16の事業者で来月末までに終える予定です。

北海道運輸局・高井邦彦運航労務監理官)

「安全は乗組員・従業員のたゆまぬ努力によって維持されるものですので、安全管理に気をつけていただいて安全運航を開始していただければと思います」。