24日、要人警護を想定した道警による大規模な訓練が行われました。岸田総理や安倍元総理への襲撃を受けての取り組みです。

訓練は札幌市南区で午前10時から警察官およそ90人が参加し行われました。警護対象者が狙われやすいとされる車からの乗り降りの場面や、屋外での演説などに聴衆が集まる場面を想定して行われました。

今回の訓練では安倍元総理や岸田総理などの要人が狙われた事件を受け、警察官の個別の警護スキルアップを重点に行われました。

道警は道内の安全を守るため、これまで以上に主催者との連携を強化していきたいとしています。

北海道警察本部警備部公安第二課警衛・警護室今田琢課長補佐)

「要人の身辺の安全の確保と聴衆の皆様の安全の確保を期して万全を期していきたい」。