札幌市が緊急の暑さ対策として学校への導入を決めた簡易型のエアコンが、予定していた全ての教室に設置されました。
札幌市中央区の幌南小学校では、教室の窓に簡易型のエアコンが設置されました。札幌市は、市立の全ての学校に常設型のエアコンを整備する計画ですが、およそ300校もあり4年後の夏までに設置完了を目指すとしています。
このため当面の暑さ対策として全体の9割を超える280校に簡易型のエアコンが設置されました。
6年生)
「涼しいので暑さに邪魔されなくて集中できるのでいいと思います」。
札幌市立幌南小学校 大宮健一校長)
「熱中症対策で、リスクを下げるはたらきはすごくあるのでありがたい」。
簡易型エアコンの整備費用はおよそ2億4000万円で、先月までにおよそ3900台の設置が完了しています。