【合わせて読みたい】キティちゃんは日本出身ではなかった。「ハローキティ」の知られざる7つの事実 

今年で39回目となる人気投票イベント「2024年サンリオキャラクター大賞」の最終結果が、6月16日に発表された。今年の総得票数は5707万4053票(昨年比約128%)で、過去最多を記録。90キャラクターによる接戦が幕を閉じた。

第1位は唯一500万票以上を集め、圧倒的な人気を見せつけた「シナモロール」。5年連続の1位を達成した。2位はデビュー35周年を迎えた「ポチャッコ」。28年ぶりに2位に輝いた。3位は昨年も3位だった、自称マイメロディのライバルの「クロミ」。そして4位はハローキティ、5位はポムポムプリンという結果となった。

サンリオ大賞、世界ランキングは?

サンリオ大賞は総合ランキングとともに、海外の国・地域ごとのランキングも発表している。「シナモロール」は海外でも、多くの国や地域で1位に輝き、世界でも圧倒的な人気を示した。

一方で、全体ランキングでは上位ランクインしていないが、海外ではトップ5に入っているというキャラクターも見受けられる。

アメリカ、イギリス、ブラジル、フランスでベスト5にランクインしていたのは「チョコキャット」だった。

「チョコキャット」は1996年にデビューした黒猫のキャラクター。ヒゲアンテナで楽しいことや危険なことをキャッチするのが特技で、好きな食べ物はチョコボール。全体ランキングでは46位だったが、海外では人気なキャラクターのようだ。

また、全体14位の「はなまるおばけ」はドイツとスペインでベスト5にランクインしている。2023年にデビューしたキャラクターで、今後の人気上昇も期待される。

隣の韓国ではシナモロールは2位となり、総合順位では2位だったポチャッコが1位。タイでは、総合順位では27位だった「みんなのたあ坊」が1位となり、X JAPAN/THE LAST ROCKSTARSの「YOSHIKI」と「ハローキティ」のコラボで誕生したハードな衣装とメイクの「yoshikitty」が2位と、興味深い結果となった。

【訂正】2024年6月17日
最終結果について、「第1位は、2位と500万票以上の差を付け、圧倒的な人気を見せつけた『シナモロール』」と記載していましたが、「第1位は唯一500万票以上を集め、圧倒的な人気を見せつけた『シナモロール』」に訂正します。