「帰省先で線香を触ってしまい、やけどした」

「いつもは布団で寝ているので、慣れないベッドで寝て転落してしまった」…

夏休み真っ盛り。帰省先などいつもと違う環境で、子どもが見慣れないものに手を伸ばし、「ヒヤっ」とする…という危険性も。

東京都消費生活部の公式Twitterは7月末、「久しぶりの帰省先や初めての親族・友人宅など、自宅とは異なる住まいでは、いつもと違う環境での危険性に気づきづらくなる一方、子供は好奇心が旺盛で、見慣れない製品や場所にとても興味をもちます。事前にできる対策を検討しましょう」と投稿。

具体的なヒヤリ・ハット事例や事故を防ぐポイントを紹介しました。

2019年に都が作成した「帰省先などの自宅とは異なる住まいでの 乳幼児の事故防止ガイド」の内容も含め、いくつか抜粋しました。 

ヒヤリ・ハット事例

 

「帰省先などの自宅とは異なる住まいでの乳幼児の事故防止ガイド ヒヤリ・ハットレポート」より「帰省先などの自宅とは異なる住まいでの乳幼児の事故防止ガイド ヒヤリ・ハットレポート」より

 リビングやダイニングで

・扇風機にカバーがつけられていなかったので、隙間から指を入れそうになったが、気がついてとめたため大事には至らなかった。(2歳・女児)

・自宅では子供の手の届かないところでコンセント式の虫よけを使っているが、帰省時はリビングの床に蚊取り線香がおいてあり、指をやけどした。(2歳・男児)

・自宅では手の届かないところにはさみを置いているが、祖父母の家では手の届くところにあり、気づいたら子供が持っていた。(1歳・男児)

 お風呂で

・浴槽に水を張った状態で浴室のドアが開いていた。間違って落ちたら溺れてしまうので怖かった。(2歳・女児)

・昔ながらの水と湯をひねって湯温を調節するシャワーで、熱湯のような湯が出て大泣きした。(2歳・男児)

玄関で

・玄関の上がり口が自宅と違い高いので、座って靴を取ろうとしたらそのまま前のめりに転がってしまった。(2歳・女児)

・自宅の玄関は引き戸だが、実家の玄関は蝶番で開閉する扉で、強風にあおられドアに手をはさまれそうになった。(2歳・男児)

そのほかにも

・普段、布団で寝ているのでベッドから落ちた。(1歳・男児)

・家にはない仏壇の線香の火を触りそうになったり、近くに置いてあったライターを手に取ったりした。(1歳・男児)

 

事故を防ぐポイントは

都は事故を防ぐポイントも紹介。

子どもたちに危険な製品や行動について伝えることや、帰省先などにも事前に安全な環境を作ることを依頼しようと呼びかけています。

具体的には、以下のポイントを紹介しています。

・滞在中は、子どもの発育段階に合わせて危険なものを片づけたり、移動させるなど、お願いしましょう。

・扇風機の中に手が入らないよう対策をお願いしましょう。

・子どもだけで浴室に入らないように扉を必ず閉めてもらい、可能であれば使用後の浴槽の水は抜いてもらいましょう。