6月6日にグランドオープンを迎える東京ディズニーシーの新テーマポート『ファンタジースプリングス』。

正式なオープンを前に、東京ディズニーリゾート(TDR)は「プレビュー招待」キャンペーンを実施しているが、その招待券(使用済みを含む)がメルカリで転売される事態となっている。

東京ディズニーシーの新テーマポート『ファンタジースプリングス』東京ディズニーシーの新テーマポート『ファンタジースプリングス』

東京ディズニーリゾートは、キャンペーン(すでに受付終了)の当選者を対象に、新エリアへと招待している。公式サイトによると5月21日と22日(14日は終了)が招待日となっている。午後5時から9時まで新エリアを楽しめるプランだ。

TDR側は、招待状(1部)・ファンタジースプリングス・プレビューパスポート2枚or4枚(バケーションパッケージ、ディズニーホテルから応募した当選者は4枚、ディズニーeチケットから応募した当選者様は2枚)・チケットホルダー(パスポートの枚数分)をセットにして当選者に渡している。

メルカリで「プレビュー 招待券」と検索すると、これらのセットが転売されているのが散見される。ハフポスト日本版が20日午前に確認したところ、すでに「使用済み」のものなどが幅広い価格帯で転売されている。

メルカリ側は一部の商品に、「本商品は、価格が高騰している可能性があります。東京ディズニーリゾート®︎のオフィシャルウェブサイトまたは東京ディズニーリゾート・アプリ内のショッピングページをご覧いただき、購入の際には冷静なご判断をお願いいたします」と注意喚起している。

転売されている招待券転売されている招待券

TDR側は、当選者がプレビュー招待券で新エリアに入場する際、当選メールと本人確認書類の提示を必須としていて、確認できない場合は受け取りができないことを案内している。

転売されているセットは非売品のため、「記念品」としての需要があるようだ。

ディズニーのグッズなどをめぐっては、新たなグッズが販売されると高額な転売が横行するケースが度々あり、同リゾート側も対策を講じている。