2024年3月から4月までの間、岩手県の第三セクター・三陸鉄道の倉庫に侵入し電動工具を盗んだとして、社員の30歳の男が2日、逮捕されました。

窃盗と建造物侵入の疑いで逮捕されたのは、三陸鉄道の社員で岩手県宮古市西ケ丘の平沼昂大容疑者(30)です。宮古警察署によりますと、平沼容疑者は2024年3月12日から4月17日までの間、宮古市にある三陸鉄道の資機材倉庫に侵入し、充電式のインパクトレンチなど数点、時価数万円相当を盗んだ疑いが持たれています。平沼容疑者は容疑を認めているということです。警察は詳しい動機や余罪について調べています。

三陸鉄道によりますと、平沼容疑者は2023年の7月に入社し線路の点検などの業務を行っていたということです。石川義晃社長は「三陸鉄道始まって以来の事案。利用者や関係者にお詫びしたい」とコメントしました。