消防隊員が救助の技術を競いました。
火災や災害現場での迅速な救助を目的にした大会が、27日矢巾町の県消防学校で行われ、消防隊員が訓練の成果を披露しました。

47回目となる大会には県内12の消防本部から77チーム、207人の隊員が参加し、7つの種目が行われました。
このうち「障害突破」の競技では、5人1組でコース上に設置された高さ3メートルの塀やトンネルなど、5つの障害を突破するスピードを競いました。
こちらの「ロープブリッジ救出」は、建物や川の中州などに取り残された人の救出を想定していて、水辺でのレジャーが増えるこれからの時期に必要な技術です。

IBC


参加した隊員たちは実際の現場を想定しながら訓練の成果を披露していました。

(花巻市消防本部 佐々木太稚さん)
「傷病者がいたら、そこに向かっていち早い救助ができるように、これからの活動も頑張り、生かしていきたいと思います」

大会で上位入賞したチームや隊員は、7月に青森県で行われる東北大会や8月に千葉県で行われる全国大会に出場します。