2024年5月に岩手県洋野町の養豚場で発生した豚熱について、岩手県は4日、全ての防疫措置が完了したと発表しました。

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2024年5月28日、洋野町の養豚場で岩手県県内で初めてとなる家畜の豚熱が確認されました。
これを受け、岩手県は対策本部を設置し、養豚場で飼育されていた全てとなる1万9,780頭の殺処分を今年6月に完了しました。

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4日、最後の防疫措置となる3回目の消毒を完了し、岩手県は対策本部を廃止しました。防疫措置の作業には岩手県職員や関係団体などを含めて、延べ6,014人が従事しました。

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岩手県では今後県内の養豚場に対し、ウイルスの侵入防止徹底や、適切なワクチン接種の継続などを呼びかけていくとしています。