おいしそうな匂いにつられてついつい足を踏み入れてしまうパン屋さん。店先に並ぶパンを見ていると幸せな気持ちになります。東京のおいしいパン屋さんを巡るこのシリーズ、今回は原宿『なんすかぱんすか 』をご紹介。お店の人気パンをランキング、実食ルポしました。



「なんすかぱんすか 」とは?





一度聞いたら忘れない、でも一体、なんのお店なの?思わずそんな声が聞こえてきそうなパン屋さん「なんすかぱんすか 」。裏原宿をぶらぶら散歩すると、ひっそりと、でもインパクト抜群に現れる個性的な店構えは、きっとあなたも気になって仕方ないはず。



道ゆく小学生も口ずさむ、「なんすかぱんすか」。何かの呪文のようでもあります。





看板を見ると、どうやらパン屋さんだとわかります。早速のぞいてみましょう。





店名の由来は、スタッフの口ぐせ。打ち合わせ中「なんすか?」「パンすか?」と話していたのがそのままお店の名前になったそうです。面白いですね。





小さなお店には食パンから菓子パン、ハード系、惣菜パン、チーズケーキまで幅広いラインナップのパンが並び、眺めているだけでワクワクします。



“媚びない美味さ”「オリーブ最上位」
“我々は大阪LOVER”「和牛すじカレー」



など、パンの名前やキャッチも一捻りあったり、料理が格別においしくなるという、羊水や体液と同じミネラルバランスの羊水塩を一部のパンに使ったりと、パンへの愛とこだわりが感じられます。



素朴な見た目がキュンとくる
サンライズピスタチオ 260円(税別)/サンライズ メロンパン 230円(税別)/バターミルクビスケット 250円(税別)


恋とチーズは濃厚な方がいいんだそうです
チーズケーキ 450円(税別)


どれもおいしそうで決められない!



そこで店長さんに、お店の人気ものたちを教えてもらいました。



「なんすかぱんすか 」人気パンランキング



第5位 ラムレーズン





“牛柄じゃなくて羊”の「ラムレーズン」には、ラムレーズンクリームがた〜っぷり。まるでパンのお布団で安らかに眠っているかのような、平和なぽってり感。たまりません。





「パンはとにかく焼き立てがおいしい。本当は袋にも入れず、その場で食べて欲しいくらい」と言う店長さんの言葉が脳裏をよぎり・・・途中の公園で耐えきれずいただいてみました。



まさに、期待を裏切らぬおいしさとはこういうことを言うのでしょう。パンの香ばしさ、ラムレーズンクリームの濃厚さとなめらかさ、甘みもラム感も強すぎず弱すぎず、すベてが絶妙なバランスです。



ぽってりクリームの平和な感じがそのままじわじわと体に染み渡っていくような、口福な逸品。



ラムレーズン
280円(税別)



第4位 和牛すじカレー





フレンチレストランで登場しそうな、上品な丸いフォルム。でも意外と大きいんです。見るからにパリパリと小気味よい食感を味わえそうなたたずまいではありませんか。





こちらもまだほんのり温かかったので、温かいうちにいただきたい!とつまみ食い。見てください、この上品な薄皮。じゅわザクです。こんなに上品で存在感のあるカレーパンの皮に初めて遭遇しました。



スパイスの調合から手掛ける和牛すじカレーは、そんなに辛くありません。スパイスの奥行きの先で牛すじがトロンと和ませてくれます。



和牛すじカレー
320円(税別)



第3位 フルーツサンド



©︎chika


季節ごとの限定商品が入れ替わるフルーツサンドは、フルーツとクリームがたっぷりで食べ応え抜群。このときは、バナナとカスタード生クリームのフルーツサンドと、柿とあんこと生クリームのフルーツサンド。斬新な組み合わせがいいですね。



姉妹メディアのTABIZINEではフルーツサンドを実食ルポで紹介。あわせてチェックしてくださいね。


フルサンカップル
550円(税別)



第2位 ジュワッサン





“溢れ出る染み渡る幸せ”の「ジュワッサン」。名前からして、バターがジュワッと楽しませてくれそうです。なんと、普通の2倍の量のバターが練り込まれているそう。





一口目で最初に思い出したのは、あちこちで人気の塩バターパン。でも味わううちに包まれる余韻は、もっとお菓子っぽい・・・そう、クイニーアマンのような。



デザートとしていただいても満足できそうな、恍惚さえ感じるジュワッと感は、罪深い禁断のスイーツのようです。あと2〜3個買っておくんだったと激しく後悔。



ジュワッサン
240円(税別)



第1位 あん食パン





そして第1位は、メディアでも紹介され大人気のあん食パン。絶対手に入れたいときは、Instagramのメッセージにてお取置きをおすすめしますよ〜。



一見、普通のおいしそうな食パンです。しかし中身は・・・





真っ二つにカットしてみると・・・





じゃじゃーん。なんともインパクトあふれるビジュアル。壮観です。あんこがこれでもか!と練り込まれております。





まずは生でそのままかぶりつきましょう。・・・ああ、これはヤバイやつです。



内側と外側で全く違う印象。



パンの耳の食感と風味、そこにあんこのほの甘さが加わる外側は、和スイーツ。モダンガールです。



そしてやわらかいパン生地とたっぷりあんこの渦巻く内側は、上品な大福を想わせます。大和撫子です。



これは、一見モガでいて中身は大和撫子ってやつですよ。ギャップ萌えです。





次は、お店の方もおすすめしていたトースト&バターのっけ。



まるで芸術的な器のよう


なんですかね、この類まれなクラストは。カレーパンのときも感じましたが、繊細なまでに薄くて、ずっとかみしめていたいほど香ばしい。



そしてあんこって豆からできてたんだ、という当たり前のことに感動するほど、滋味深い豆の優しさに包まれて・・・。



何も聞かなくても、これはすごいこだわりの果てに生まれたんだろうな、と思わせる、どこまでも普通じゃないパンなのでした。



あん食パン
1斤500円(税別)



一度は訪れたいワクワク感あふれるパン屋さん





つい寄り道したくなる可愛いパン屋さん、「なんすかぱんすか」。取材中も、次から次へとお客さんが来ていて、愛されているお店なんだなあと感じました。



姉妹店として、すぐ近くにクラフトビール屋 「scoo(スクー)」、神楽坂にコーヒースタンド「WHY NOT SPECIALTY COFFEE &」もあり。そちらも気になりますね〜。



なんすかぱんすか
東京都渋谷区神宮前3丁目27−3
03-6804-1914(080-7817-5944)
(水)〜(日) 10:00-19:00
※12月3日より(木)〜(日) 11:00〜16:00オープン
※16:00以降は近隣で営業しているクラフトビールのお店、SCOO(スクー)にてパンを販売いたします。ない日もありますので、各店のインスタグラムにてお知らせいたします。




http://nansucapansuca.mystrikingly.com



※賞味期限は当日中推奨、翌日朝まで。
※商品の仕様や品揃え、価格が変わる可能性がありますので、ご注意ください。
※店舗営業については最新情報をご確認ください。
[All Photos by Aya Yamaguchi]