DIOR × 松本若菜

あらゆる役を見事に演じ俳優として注目を浴びる松本若菜と
クリエイティブ ディレクターのマリア・グラツィア・キウリが
フェミニニティに新しい視点を加えたコレクションが交錯。

クールとセンシュアルが融合する、今季を象徴するワンショルダー

象徴的なワンショルトップスは、メンズウエアのような端正な佇まいでありながら、右肩を大胆に見せることで女性らしいセンシュアルなムードに。エイジング加工したデニムパンツはルーズなシルエットで、ラフさのなかに力強い女性のイメージを打ち出す。

シャツ¥340,000、パンツ¥350,000※参考価格、シューズ¥144,000、チョーカー¥165,000、ピアス¥76,000、リング¥59,000(すべてディオール/クリスチャン ディオール)

太陽のモチーフが意味する“固定的な女性らしさ”の払拭

かつて男性中心の社会において独立を主張し、その体制に異議を唱えてきた占い師や魔女を含む“反逆者たち”にフォーカスした今コレクション。タロットの世界で新たな始まりを意味するソレイユ(太陽)を中心に、魔女にまつわる薬草を描き出したコートが、強く凛とした女性像へと導いてくれる。

コート¥1,000,000、シャツ¥320,000(参考価格)、チョーカー¥470,000、ピアス¥83,000(すべてディオール/クリスチャン ディオール)

多様なワードローブでフェミニニティを表現

焦げたような加工が特徴的なホワイトデニムのセットアップはグランジファッションを思わせる仕上がり。足元にはロマンティックなパールを飾った複数のストラップがグラディエーターのようにも見えるストラップブーツを添えて意志のあるフェミニニティを表明。

ジャケット¥370,000、タンクトップ¥140,000、スカート¥280,000、シューズ¥313,000(すべてディオール/クリスチャン ディオール)

街の象徴をプリントしたハンサムなモノトーンルック

ブラック&ホワイトのバージンウールで仕立てたジャケットは、オーバーサイズシルエットにノッチドカラーとシングルボタンを配したメンズライクな一着。エッフェル塔の輪郭をぼやけさせ曖昧にして左前身頃にプリントしたアレンジがモダンでクール。

ジャケット¥770,000、シャツ¥330,000、スカート¥870,000、チョ ーカー¥470,000、ピアス¥83,000(すべてディオール/クリスチャン ディオール)

PROFILE:1984年2月25日生まれ、鳥取県出身。2007年にドラマデビュー。2022年「やんごとなき一族」で注目を集め、大河ドラマ「どうする家康」「君が心をくれたから」など話題作に多数出演。放送中のテレビ東京×WO WOW共同製作連続ドラマ「ダブルチート 偽りの警官Season1」に出演。7月期の「西園寺さんは家事をしない」ではGP帯の連続ドラマで初主演を務める。