カプコンは、法廷バトル『逆転裁判456 王泥喜セレクション』をPC/PS4/Xbox One/ニンテンドースイッチ向けに2024年1月25日発売予定です。

本セレクションでは、2001年に発売された「逆転裁判」シリーズから、新米弁護士・王泥喜法介を新たな主人公に据えた『逆転裁判4』『逆転裁判5』『逆転裁判6』の3タイトルを収録。さまざまな事件や人物との交流を通して王泥喜法介していく成長と、法の暗黒時代を舞台にしたストーリーが描かれます。

HDグラフィックの高解像度でゲームをプレイできるのはもちろん、オリジナル版『逆転裁判5』『逆転裁判6』で配信されていた有料コンテンツや早期購入特典も収録。さらに、ゲームを遊びやすくなる数々の新機能やスペシャルコンテンツも搭載されており、まさしく決定版と言える作品です。

本稿では『逆転裁判456 王泥喜セレクション』のプレイレポートをお届けします!さらに、本作のプロデューサー・橋本賢一氏へのインタビューも掲載しています。

◆『逆転裁判』の興奮と感動を再び!
「逆転裁判」シリーズは、弁護士となって依頼人を救うために奮闘する“法廷バトル”が楽しめる作品。ゲーム内では探偵パートと法廷パートに分かれていて、探偵パートで事件現場を調査して証拠品を集め、法廷パートで情報を駆使して依頼人を無罪まで導きます。

今回セレクションに収録されている3タイトルでは王泥喜法介、希月心音、そして成歩堂龍一の3人の弁護士が主要キャラクターとして登場。それぞれが持つ特殊能力を活かして事件の弁護に挑みます。濃いキャラクター揃いの「逆転裁判」シリーズですが、それぞれの主人公たちの性格や考え方の違いにも注目してほしいポイントです。

巧舟氏による軽妙洒脱なテキストは読む人を驚かせ、そして裁判パートで華麗に逆転していく畳み掛けるような展開は、素晴らしい興奮とカタルシスに溢れています。とにかくプレイしてもらえばわかるのですが、謎が解けて“逆転”が始まると圧倒的に“気持ちいいプレイ体験”が楽しめるのです!

「王泥喜セレクション」と名付けられていることもあり、この3作品では王泥喜法介こと“オドロキくん”の物語がメインとして描かれます。通してプレイすることでわかること、納得することも多いので、すべてが収録されている本作は遊ぶのに最適と言えるでしょう。

◆事件のムジュンを見つけ出せ!
シリーズの華とも言える法廷パートは、ほとんど依頼人にとって圧倒的不利な状況から始まります。プレイヤーは証人たちの証言を聞き、その発言のムジュンを見つけ出しながら、事件の真実を暴き出さなければなりません。

事件のムジュンは証人の記憶違いであったり、勘違いであったり、または悪意であることもあります。証言に対して「ゆさぶる」ことで新たな情報を引き出し、ムジュンした発言に証拠品を「つきつける」ことで物語は進んでいきます。お馴染みの「待った!」「異議あり!」のかけ声も特徴的です。

そして「逆転裁判」といえば、魅力的なキャラクターたちの掛け合いが最大の特徴。ライバル検事やサイバンチョ、証人との会話では、非常に豊かな表情の演出が楽しめます。ときにおかしな発言をして全員から怒られるナルホドくんやオドロキくんのリアクションも魅力的。でも、そのおかしな発言こそが「真実」への道だったりすることもあるのです。

さまざまなロジックを解いていくなかで欠かせないのが、それぞれの主人公が持つ特殊能力。相手の隠された秘密を暴く【サイコ・ロック】や癖を見抜いてウソを見つける【みぬく】、声のトーンから感情を読み取る【ココロスコープ】など、通常ではわかり得ない真実を導くスキルが登場します。

そのほか、指紋などを調べる【カガク捜査】といった手段も。さらに『逆転裁判6』では、プレイヤーが挑む要素として「被害者が死ぬ前の映像が見える」という【霊媒ビジョン】も追加されました。こういったシステムを利用していくことで、圧倒的なプレイボリュームと真実への物語が楽しめるのです!

◆追加要素が魅力満点すぎる
『逆転裁判456 王泥喜セレクション』では、ゲーム本編以外に追加コンテンツも収録。さらに、ゲームのビジュアルやBGMなどが楽しめる「ミュージアム」モードも用意されています。「アクションスタジオ」では、ゲーム内キャラクターのアクションやボイス、背景などを自由に組み合わせたシーンを作成可能です。

筆者が個人的に一番嬉しいのが「オーケストラホール」で、これまでのシリーズ作品から厳選された175曲が収録されています。ゲーム内では印象的な場面で使用される楽曲も多いので、聞いているだけでも素晴らしい余韻に浸れるのが嬉しいところです。

また、ゲームプレイで追加された新機能としては各エピソードをチャプターごとにプレイできる「タイトルランチャー」や、謎解きが苦手な人向けの「ストーリーモード」などを搭載。『逆転裁判4』にはオリジナル版になかったバックログ機能も追加され、プレイしやすさが抜群に向上しています。

ゲーム本編だけでも大ボリュームなのですが、さらに「ミュージアム」はボリューム満点。『逆転裁判5』からはアドベンチャーパート中にもアニメが演出として入っており、その各シーンもいつでも楽しめますよ。

◆プロデューサーインタビュー
今回インタビューに答えてくださったのは、『逆転裁判456 王泥喜セレクション』プロデューサーの橋本賢一氏。『逆転裁判5』『逆転裁判6』『逆転検事』『逆転検事2』『大逆転裁判』のパブリシティや『ロックマンX DiVE』のプロデューサーなど、多くのカプコン作品に携わっています!

――20年以上の歴史を持つ『逆転裁判』シリーズにとって、今回の『逆転裁判456 王泥喜セレクション』はどのような位置付けになりますか?

橋本賢一氏(以下、橋本氏):タイトルにもある通り、主人公・王泥喜法介の成長物語をコレクションした作品になります。

――セレクションのタイトルを冠している王泥喜法介について、キャラクターコンセプトや魅力について教えてください。

橋本氏:王泥喜法介は、熱血で正義感あふれる実直な若い弁護士です。時にまっすぐ進みすぎて壁にぶつかることもありますが、そこもまた、彼のミリョクの一つかと思います。

――本作ではグラフィック向上が行われています。『逆転裁判4』は2017年のニンテンドー3DS版がベースになっているのでしょうか?グラフィックの高解像化で苦労した点や、本作の見所を教えてください。

橋本氏:はい、『逆転裁判4』は3DS版がベースとなっています。

苦労した点というと、今回のフルHD化によって背景はすべて左右を書き足しましたし、スケールアップしたことで見えていなかったものが見えるようになり、対応しなければいけない部分がいっぱい出てきました。

高解像度になったことで、すべてが美麗になっていますので全部見所ですよ!

――追加要素"アクションスタジオ"がとても面白そうです!過去にあった「つくろう!逆転裁判」「判決ジェネレーター」などの公式コンテンツを思い出します。こういった印象的な、ユーザーが自由に編集や操作ができる“遊び要素”についての想いを聞かせてください。

橋本氏:昔からのファンはもちろん、新しく逆転裁判をプレイするユーザーにも喜ばれる追加要素を考えました。また、従来のコレクション作品の追加要素から「さらに面白いものを」と追求した形でもあります。

――"アクションスタジオ"で作ったもののスクリーンショットや映像などをシェアすることは可能でしょうか?

橋本氏:ゲームの中にそう言った機能はありません。ただし、スクリーンショットを撮って公開するなど、ハードに搭載されている機能であれば使用できると思います。

――『逆転裁判』シリーズは個性豊かで魅力的なキャラクターが満載です。今回のセレクション範囲で、好きなキャラクターを教えてください。

橋本氏:魅力的なキャラクターが多くて1番を決めるのは難しいんですが、弁護士なら希月心音ですね。彼女のバックボーンとあの明るさと多彩なリアクションが魅力的ですね。

――“オーケストラホール”の収録楽曲が多いのは、ファンにはとても嬉しい要素です!橋本さんのオススメ曲を教えてください。個人的には「ゴドー 〜珈琲は闇色の薫り」が大好きです。

橋本氏:「逆転姉妹のテーマ」はほっこりするので好きですね。「追求」も好きで、今回のアナウンストレーラーで456の「追求」を順番に流したのは私です。

――最後に本作の発売を待つファンに、メッセージをお願いします!

橋本氏:ようやく『逆転裁判456 王泥喜セレクション』を皆さんにお届けすることができます。

原作の持つ雰囲気や良さはそのままにフルHDに進化しています。また、ミュージアムに入っている追加コンテンツは大ボリュームの内容で充実していますので1つ1つじっくり堪能していただければと思います。

まずはこの『逆転裁判456 王泥喜セレクション』を遊んでいただければと思います。


『逆転裁判456 王泥喜セレクション』は、PC(Steam)/PS4/Xbox One/ニンテンドースイッチ向けに2024年1月25日発売予定。

まだプレイしていない人はもちろん、さまざまな追加コンテンツのお陰で過去にプレイした人でもきっと満足できる珠玉のセレクションです!