Cygamesは、スマホ/PC向け育成シミュレーション『ウマ娘 プリティーダービー』の開発者レターを公開しました。その中で、インターネットやSNSを中心に、ウマ娘のキャラクターを利用した不適切な二次創作を確認しているとして、改めてガイドラインの遵守を求めています。

◆厳重注意を敷く『ウマ娘』の二次創作事情
実在する競走馬をモチーフとしたキャラクター「ウマ娘」が活躍する本作では、競走馬またはキャラクターのイメージを著しく損なう表現を含む二次創作を固く禁止しています。

これは『ウマ娘』のプロジェクト開始当時より徹底されてきたもので、「モチーフとなる競走馬のファンの皆さまや、馬主さまおよび関係者の方々が不快に思われる表現、ならびに競走馬またはキャラクターのイメージを著しく損なう表現は行わないようご配慮くださいますようお願いいたします」と厳重注意が敷かれていました。

ファンの間でも、馬主からの不興を買いキャラクターの登場禁止といった問題が起こらないよう、そういった作品に厳しい目が向けられていました。

しかし、2021年には「セイウンスカイ」と「ニシノフラワー」の馬主・西山茂行氏が『ウマ娘』での盛り上がりに好意的な反応を見せるなか、ユーザーとのR指定二次創作を巡るトラブルが発生。西山氏は2人の二次使用を全面禁止にしたいとコメントする出来事がありました。



この一件は、西山氏が「調べたら、ウマ娘は全年齢対象なので、全年齢対象となる二次創作はどうぞ。(R指定になるようなものはダメ)」、「作品や運営のことはわからず、これ以上は答えようがないので、運営会社から他にお願いやガイドラインがあれば、それに従ってほしい。これで終了」とコメントし終結したものの、一連の出来事を記憶している方は少なくないでしょう。

ネット上ではウマ娘ユーザーを中心に大きな注目を集め、「馬主さんが好評した矢先にこれ。本当に残念」「一ウマ娘ユーザーとして本当に申し訳ないし恥ずかしい」などの声が上がりました。

◆改めて「二次創作ガイドライン」の確認を
今回公開された開発者レターでは、改めて「二次創作ガイドラインをご確認いただき、不適切な二次創作の公開はされませんよう、改めてお願いいたします」と促しています。

本作品、または第三者の考え方や名誉などを害する目的のもの
暴力的・グロテスクなもの、または性的描写を含むもの
特定の政治・宗教・信条を過度に支援する、または貶めるもの
反社会的な表現のもの
第三者の権利を侵害しているもの

同ガイドラインで具体的に明示されているのは上記の5項目。これ以外にも常識的な範囲での二次創作活動が求められるのは言うまでもありません。


筆者も一ファンとしてファンアートやSSなどをよく楽しんでいますが、ほどほどを通り越して堂々と「R-18タグ」を付けた作品を見かけることもたまにあります。

以前に公式から同様の注意喚起がされた際、そういった作品を公開していた人々が「公式の発表に伴い、不適切な内容だったと反省し、作品を削除しました(作者コメント)」と一気に削除していたのを見た記憶もあります。

再び不適切な二次創作が増えてきた昨今、今一度ガイドラインを確認し、自身の二次創作活動が正しいものなのか気を引き締める必要がありそうです。

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