三重県津市のまちおこし団体「津ぎょうざ小学校」(西川直希代表)は3日、甲府市であったサッカーの「2024明治安田J2リーグ第13節」ヴァンフォーレ甲府対大分トリニータの試合会場でブースを設け、津ぎょうざの販売と津市の魅力のPRをした。

 同団体は、甲府市のまちおこし団体「甲府鳥もつ煮でみなさまの縁をとりもつ隊」と平成29年、食で地域を盛り上げる「美味(うま)い都市を応援する盟約」を締結。その縁で、同市がホームのヴァンフォーレ甲府の試合会場での出展が実現した。

 会場では多くの人が津ぎょうざの味を求め、行列ができたという。同市内から訪れた30代の男性は「以前、信玄公祭りで津ぎょうざを食べておいしかった。また食べることができてうれしい」と話した。

 西川代表は「今回初めて津ぎょうざの味を知った人がいると思う。今日をきっかけに津市に関心を持ってもらい、現地まで足を運んでくれたらうれしい」と語った。