日本バドミントン協会は21日、パリ五輪代表を発表し、三重県ゆかりの選手では、男子シングルスで伊勢市出身の西本拳太(29)=ジェイテクト=が選ばれた。

 今年4月末時点の男子シングルス世界ランキングで日本人2位の11位になり、初の五輪出場を決めた。

 伊勢市立小俣中卒業後、埼玉栄高から中大に進学。大学卒業後は企業チーム、フリーでの活動を経て2年前からジェイテクト(愛知)所属で活動している。

 一見勝之知事の話 西本選手の日々の鍛錬やひたむきな努力が初のオリンピック出場につながったことを心からお祝いする。パリオリンピックで西本選手が持てる力を存分に発揮し躍進される姿が県民に夢や感動を届けて下さることを期待している。

 鈴木健一伊勢勢市長の話 伊勢市出身の選手がオリンピックに出場することは非常にうれしく、誇りに思う。西本選手の活躍が市民に元気や勇気、感動を与え、バドミントンを頑張っている子どもたちに夢と希望を与えてくれると思いオール市民で応援する。