17日までの暑さから一転、18日は肌寒い朝となりましたがプールには子どもたちの     元気な声が響きました。

能登半島地震で甚大な被害を受けた輪島市の小学校では被害の少なかった学校のプールを使用して水泳の授業が始まりました。

18日から水泳の授業が始まったのは河井(かわい)小学校や大屋(おおや)小学校など輪島市内の6つの小学校です。
6校が間借りしている輪島中学校にはプールがないため、この夏は設備が無事だった河井小学校のプールを使って水泳の授業を行うことになりました。
プール開きの18日は、2校の6年生35人がビート板をつかって泳ぐ練習をしました。
17日までの晴れとは一転、日差しも少なく少し肌寒いプール開きとなったようです。

児童:
「楽しかったまたしたいです」
「前より体力めっちゃ減っていた。体力上げて100メートルくらい泳げるようになりたい」

河井小学校 六田茂行校長:
「プールに入って子供たちの歓声を聞いた時には、いつもの時よりも感激というか喜びはいつもよりも大きかったですね」

能登地方ではプールが被災した小学校も多く穴水町や七尾市の一部の学校では今年度はプールでの授業を実施することが出来ないため、安全指導のみ行うということです。