東京証券取引所などを傘下に持つ日本取引所グループは、ITやデータ分析を活用した取引を促進するための実証実験を開始すると発表した。1月29日から7月まで行う。API形式で株価データや財務情報データを提供する。提供するデータは2016年1月以降。

 実証実験では、データ分析コンペティションを開催する。学生や金融専門家、データサイエンティストからの参加を募り、上場企業の財務データや株価データ、また日経電子版の見出しやメタデータと適時開示データを用いて、決算発表後の株価の高値と安値を予測し、利益を競う。

 同社は、「今まで金融データやデータ分析に知見がなかった初心者の方にもポートフォリオ分析などのITを活用した投資手法を学んでいただくことや、データサイエンスを学ぶ学生の方々に金融データに興味を持っていただくきっかけとなることを期待」しているという。

 本実証実験はAlpaceJapanがIT面をサポートする。またデータは、日本経済新聞社とQUICKが提供する。